産経ニュース

【日欧EPA】チーズや日本車、「一進一退の厳しい交渉」…決着持ち越し 岸田外相、週明けにも訪欧、再協議

ニュース 経済

記事詳細

更新

【日欧EPA】
チーズや日本車、「一進一退の厳しい交渉」…決着持ち越し 岸田外相、週明けにも訪欧、再協議

記者の取材に応じ、厳しい表情を見せる岸田外相=1日夜、東京都港区の飯倉公館 記者の取材に応じ、厳しい表情を見せる岸田外相=1日夜、東京都港区の飯倉公館

 政府と欧州連合(EU)は1日夜、経済連携協定(EPA)をめぐる2日間の閣僚協議を終えた。だが、チーズなど欧州産農産物と日本車の関税撤廃で交渉が難航し政治決着を持ち越した。6日の開催を見込む首脳会談まで残り時間は限られており、岸田文雄外相が週明けにもベルギー・ブリュッセルを訪問し大枠合意に向け再協議を行う。

 岸田氏は1日夜の記者会見で「一進一退の厳しい交渉だった。有意義な進展はあったが、重要な論点が残っている」と述べた。6月30日から東京都内で続いた協議は欧州に舞台を移す。

 1日は岸田氏と山本有二農林水産相に加え、EU側のマルムストローム欧州委員(通商担当)とホーガン欧州委員(農業・農村開発担当)の4閣僚で折衝した。山本氏は同日夜、記者団に対し「EUの要求は高い。まだ日本がのめる水準ではない」と説明し、必要があれば岸田氏とともに渡欧する考えを示した。

 焦点の関税分野では、EUが農産物市場の開放を要求。特にこだわるチーズでは日本が成長産業化に力を入れてきたナチュラルチーズ(最大29・8%)を含む全品目の撤廃を迫った。日本は酪農家への打撃を抑えるため関税の種類を細分化して個別に判断する構えだが、原則論で譲らないEU側とにらみ合いが続く。

続きを読む

このニュースの写真

  • チーズや日本車、「一進一退の厳しい交渉」…決着持ち越し 岸田外相、週明けにも訪欧、再協議
  • チーズや日本車、「一進一退の厳しい交渉」…決着持ち越し 岸田外相、週明けにも訪欧、再協議

「ニュース」のランキング