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【成長戦略素案】生産性・競争力向上を後押し 各分野でのポイント

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【成長戦略素案】
生産性・競争力向上を後押し 各分野でのポイント

1月、米ラスベガスで披露された、自動運転技術とAIを搭載したトヨタ自動車の試作車(ロイター) 1月、米ラスベガスで披露された、自動運転技術とAIを搭載したトヨタ自動車の試作車(ロイター)

 政府が30日まとめた新たな成長戦略の素案は、人工知能(AI)などを中心とする「第4次産業革命」が普及した社会「ソサエティー5.0」の早期実現を打ち出した。重点分野として、自動運転やドローンの技術を活用した「移動革命の実現」、遠隔診療などを通じた「健康寿命の延伸」を挙げ、生産性向上と成長加速を後押しする施策を盛り込んだ。主要なポイントを分野別にまとめた。

IT企業の海外展開支援

 金融とITを融合した「フィンテック」では、外部の事業者が銀行のシステムに接続できる「オープンAPI」について、3年以内に約80行への導入を目指す。顧客の同意を得た上で、個人口座の残高や入出金に関する情報を外部の企業が利用できる仕組みだ。実現すれば、家計簿アプリのサービス利用者が毎月の家計簿を自動作成したり、ネットショッピングでの支払いが簡単になるといった利点が期待できるという。

 また、キャッシュレス(非現金)決済比率を今後10年間で倍増し、4割程度に引き上げることを目指す。

 さらに、5年以内をめどに、インターネット上のクラウドサービスを活用して財務、会計領域などの業務を効率化する中小企業の割合を4割程度まで高めたい考え。中小・零細企業も自社のお金の流れを把握しやすくなる。

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