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ネコ用おやつ市場が活況 高齢者の寂しさ埋める

 ネコ用おやつ市場が活況を呈している。高齢者らが寂しさを埋めようと手間の掛からないネコを飼い、おやつを与えてふれあいを楽しんでいることが背景にある。

 一般社団法人ペットフード協会がまとめた平成28年10月時点の国内飼育頭数はイヌが987万匹、ネコは984万匹。ここ数年の推移では、イヌが減少傾向にあるのに対し、ネコは横ばいだ。

 市場調査会社インテージの調べでは、ネコの好みに特化したおやつの市場規模は26年に107億円だったが、28年には169億円まで拡大した。一方、栄養バランスに配慮した主食のペットフードは微増にとどまる。

 なぜ、おやつが大きく伸びたのか。関西大の宮本勝浩名誉教授は、独り暮らしの高齢者の増加が背景にあると指摘。「室内で飼えるネコはイヌに比べてお年寄りの負担が少ない。おやつは絆を強めるのに貢献している」と話し、市場の成長は今後も続くと予想した。

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