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【東芝株主総会】
詳報(5)「杓子定規な回答ばかり。恥を知れと言いたい」「役員給与は1カ月1円でやってほしい」
正午をすぎても総会は一向に終わる気配がない。
株主「今回の東芝の不祥事というか事件は、非常に株主にとってもショックだ。日本中を騒がして、いったい日本の製造業はどうしたんだという声もある。開いた口もふさがらない失態だ。今朝もこの会場にメディアがいっぱいいて、海外からもたくさん来ている。海外にも報道され、世界中の笑いものになっている。本当に残念でならない、あなたがたは非常に無能な経営陣だと思う。シャープの方がマシだと思う。どういうことが起こったのか。詳しい原因がほとんど伝わってこない。ひな壇の役員の方々にも本当に事態が分かっていないのではないのではないか。決算発表を2度も延期し、今もできない。前代未聞ですよ。監査が進んでいないとかいろんな話があるが、昨年12月末に(巨額拡大が)発覚し、われわれも知ることになったが、社長もその2週間前に知ったとか。いったいそんなことがありえるのか。(不適切な圧力の)内部通報についても、どういう通報がどういうルートであるのか、監査委員会はちゃんと調べているのか」
佐藤監査委員長「(損失の)発見が遅れたのは、買収後の取得価格の配分手続きに関する事実だ。これは買収後に1年をかけて行われる手続きで、将来の見積もりを算定するものなので試算に非常に時間がかかってしまった。ある種、特殊なシチュエーションといえる。巨額損失の事実は内部通報で分かったわけではない。特殊な事例なのでなかなか調査が難しい。たとえば、10万通のメールを分析して会計に影響があるかとかを調査しているのでなかなか終わらない。監査委員会も手続きをチェックしているが、最終的には独立監査法人のレビュー(報告)が必要になる。いま鋭意調査を行っている」

