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キユーピー、マヨ・ドレからサラダ・惣菜へ 食生活の変化に対応

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キユーピー、マヨ・ドレからサラダ・惣菜へ 食生活の変化に対応

キューピー株式会社・長南収社長=東京都渋谷区(春名中撮影) キューピー株式会社・長南収社長=東京都渋谷区(春名中撮影)

 キユーピーがサラダ・惣菜事業を強化することが27日、分かった。同社の主力商品はマヨネーズやドレッシングなど調味料だが、国内では共働きや単身世帯の増加で弁当や惣菜、外食需要が高まっている。このため、国内のサラダ・惣菜事業の売上高を伸ばし、5年以内に調味料事業の売上高より多くする方針だ。

 キユーピーの平成28年度の売上高は5523億円。このうち、主力の調味料事業は1441億円で、全体に占める割合は26.1%。サラダ・惣菜事業は1118億円で20.2%となっている。

 今後、国内では少子高齢化が進み、共働きや単身世帯がさらに増加する見通しで、家庭の中で食事をする機会が減り、マヨネーズやドレッシングの販売は鈍化するとみられる。

 その一方、弁当や惣菜、外食需要は高まるとみられており、「(マヨネーズなど)食卓の名脇役から、カット野菜や惣菜、卵加工で主役を目指す」(長南収社長)方針だ。

 キユーピーは今後、サラダ・惣菜事業の販売を拡大する方針だが、調味料事業よりも利益率が低いのが弱点。このため、市場でのブランド価値を高めるとともに、工場の自動化を進めてコスト削減に取り組み、利益率を高める考えだ。

 一方、キユーピーは海外売上高比率が7%と低いのが経営課題となっている。今後、中国や東南アジアでの販売を伸ばし、将来的には海外比率を全体の20%程度に引き上げる。

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