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ブラジルの食肉を輸入停止に 問題あった加工業者対象

 ブラジルの食肉加工業者が衛生基準を満たしていない食肉や加工品を販売していた問題で、政府が、問題のあった業者からの食肉の輸入手続きを検疫の段階で止める「保留」の措置を取ったことが22日、分かった。農林水産省によると、ブラジルは日本にとって鶏肉の輸入元1位。輸入鶏肉全体の約8割を占めており、問題が深刻化すれば、消費に影響が出る可能性がある。

 輸入停止の対象となるのは、ブラジル国内で賞味期限切れなどをごまかし、不正に輸出や国内流通させていたとして、当局による強制捜査が入った21社の食肉製品。菅義偉官房長官は22日の記者会見で、鶏肉は21社のうち1社から2015年度に8900トンの輸入実績があったと述べた上で、「ブラジル全体からの輸入は43万トンで、直接影響を与えるものではない」と述べた。

 農水省などは、具体的な社名や食肉の種類について情報収集している。政府は動物検疫や食品安全上の問題がないか慎重に調べ、今後の対応を決める。

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