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EUの対ギリシャ融資は3月以降に 審査終了せず

 欧州連合(EU)の対ギリシャ融資の決定が3月以降に持ち越されることになった。今月20日のユーロ圏財務相会合を前に、融資の前提となる同国の財政再建の審査が終わっていないからだ。EU高官が16日明らかにした。

 高官は「(融資決定には)事務レベルでの合意が必要だ」と指摘。20日の会合では交渉団がアテネに戻って交渉する日程を公表したいと説明した。3月中旬に予定されているその次の会合まで臨時会合を開く予定はないという。

 ギリシャは7月に72億ユーロ(約8700億円)の債務返済の期限を迎えるが、EUからの金融支援がなければ返せない公算が大きい。EUは3月にオランダ下院選、4~5月にはフランス大統領を控えて政治決定が難しくなるため、2月中の決着を目指していた。

 海外メディアによると、EUと国際通貨基金(IMF)はギリシャに対し、国内総生産(GDP)の2%に当たる追加緊縮策を要求。同国はこれに反発している。(共同)

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