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【平成30年史 第2部 イノベーションとiモード(2)】世界に広がった「emoji」 未知のサービス「行ける」と確信

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【平成30年史 第2部 イノベーションとiモード(2)】
世界に広がった「emoji」 未知のサービス「行ける」と確信

ニューヨーク近代美術館(MoMA)の1階メインロビーで、美術作品として展示されている「emoji」(上塚真由撮影) ニューヨーク近代美術館(MoMA)の1階メインロビーで、美術作品として展示されている「emoji」(上塚真由撮影)

 米ニューヨークのセントラルパークに近い近代美術館(MoMA)で今、入り口近くの壁に「絵文字」のボードが展示されている。昨年10月、ハートや太陽などの絵文字176種類が、同館の永久収蔵コレクションに加えられたからだ。

 「現在の『emoji』の遺伝子は明らかに、クリタの独創的なデザインの中にある」

 説明文にあるクリタとは、NTTドコモでiモード開発に携わった現ドワンゴ執行役員の栗田穣(しげ)崇(たか)(44)のことだ。携帯電話でメールをやりとりする。新しいコミュニケーションには絵文字が絶対に必要だと考えた。

 「何してるの?」。社会人になりたてのころ、恋人からポケベルに入った何げないメッセージが原因でケンカになった。行動を勘ぐられているような気がしたからだ。

 「笑顔やハートが添えられていれば真意が伝わったはずだ」と、自ら12マス×12マスの方眼紙を塗りつぶし、一つ一つデザインした。絵文字は競合他社や米アップルの「iPhone(アイフォーン)」にも採用され、世界に広がる。

 「絵文字は必然的に生まれたんです」。栗田の言葉通り、絵文字はLINE(ライン)などの「スタンプ」に発展し、今も使われている。

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