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日本の米国債保有は世界最大、トランプ米大統領に貢献アピールへ

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日本の米国債保有は世界最大、トランプ米大統領に貢献アピールへ

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 中国の1月末の外貨準備高が減少し3兆ドルを割り込んだのに対し、日本の外貨準備高は4カ月ぶりに増加した。トランプ米大統領は中国と日本の「通貨安誘導」を批判しているが、人民元の急落を防ぐ為替介入を繰り返す中国と異なり、日本は世界最大の米国債保有国となっている。10日の日米首脳会談で、日本側はこうした“貢献”をアピールできるかカギを握る。

 財務省が7日発表した1月末の外貨準備高は昨年12月末より約147億ドル多い1兆2315億7300万ドル。米国債などの証券は1兆438億2600万ドルと約119億ドル増えた。

 日本は現在、世界で最も米国債を保有しており、米財務省の国際資本統計によると、昨年10月末の日本の米国債保有額は1兆1319億ドル。中国(1兆1157億ドル)を抜き、首位に立った。

 背景には、中国政府が人民元安を阻止するため、米国債などの外貨準備を取り崩し、ドル売り元買い介入を繰り返していることがあるとみられる。

 トランプ氏は1月31日、日本が「通貨の切り下げ」をしていると批判した。

 だが、日本は東日本大震災が起きた平成23年を最後に介入しておらず、この日発表された28年10~12月の介入実績もゼロだった。

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