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【直球緩球】富士フイルムホールディングス会長兼最高経営責任者・古森重隆氏「平成30年度以降、新薬を順次市場に」

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【直球緩球】
富士フイルムホールディングス会長兼最高経営責任者・古森重隆氏「平成30年度以降、新薬を順次市場に」

ミラーレス一眼カメラ「GFX 50S」をPRする富士フイルムの古森重隆会長=19日午後、京都市 ミラーレス一眼カメラ「GFX 50S」をPRする富士フイルムの古森重隆会長=19日午後、京都市

 --昨年6月に助野健児社長の新体制が発足した

 「中嶋成博前社長から円滑に引き継ぎ、販売計画を達成するなど順調に進んでいる。為替変動への対応、経費削減などの合理化策といった課題もあるが、平成29年度からの新中期経営計画を立案し、着実に踏み出してほしい」

 --ヘルスケア分野を成長の柱に位置づけている

 「内視鏡、超音波画像診断装置などの機器の販売が順調に伸びている。IT、3次元画像解析などの技術も向上している。がん、感染症、アルツハイマーの治療薬は世界的に需要があり、開発を進めている。30年度以降、新薬を市場に順次出せるようにしたい」

 --この分野の売上高を30年度に1兆円に引き上げる目標を掲げている

 「現状の売上高は4千億円規模で、達成は難しいと指摘するアナリストもいるが、M&A(企業の買収・合併)という手法もある。再生医療向け細胞の培養に使われる培地で高い技術を持つ和光純薬工業の買収は、大きな節目だ。臓器などを作るのに必要な細胞、細胞の育成・増殖に必要な足場材の技術は持っていたが、これで再生医療に欠かせない3要素がそろう。当社が培ってきた写真技術、微細化技術などと相乗効果がある企業の買収で競争力を高めていく」

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