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キリンHD・磯崎功典社長、アサヒとの物流提携拡大を検討 共同輸送でCO2排出量削減へ

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キリンHD・磯崎功典社長、アサヒとの物流提携拡大を検討 共同輸送でCO2排出量削減へ

キリンHDの磯崎功典社長 キリンHDの磯崎功典社長

 キリンホールディングスの磯崎功典社長は20日、産経新聞のインタビューに応じ、「物流や環境など非競争分野では他社との協調を進める」と述べ、傘下のキリンビールとアサヒビールの物流提携を拡大する方向で検討していることを明らかにした。両社の関西圏のビール工場から来年1月、鉄道などを使って北陸に共同輸送する計画だが、地域を拡大して物流費や二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。

 共同輸送を拡大する地域は、両社の工場がある地域を軸に検討する。時期など詳細は今後詰める。

 一方、日本コカ・コーラグループと協議中の清涼飲料事業での資本業務提携については、「日本の飲料市場は過当競争だ。再生産できる事業にするためには(他社との)協調も必要だ」と語り、提携の意義を強調した。

 両社は物流や調達などで連携する方針だが、株式を持ち合う比率や時期については「協議中だ」と述べるにとどめた。

 平成29年度の税制改正でビール類の酒税一本化が決まったことに関しては、「ビールが減税されるのは評価できる」と語った。その上で、風味にこだわり小規模な設備で製造するクラフトビールなどを強化していく考えを示した。

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