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【Our World JAPAN】日本の産業ロボット ロボティクスソリューション

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【Our World JAPAN】
日本の産業ロボット ロボティクスソリューション

RBIの「まほろ」は人間が以前行った実験を同じ設備を用いて行うロボットだ RBIの「まほろ」は人間が以前行った実験を同じ設備を用いて行うロボットだ

 産業形態に応じて進化を遂げてきた日本の産業ロボットは、より高い効率性を実現する役割を果たし、国内の労働力減少に対する解決策を提供している。

 慣れない空港内での移動は大変だ。疲れた旅行者が搭乗ゲートやチケットカウンター、トイレ、自分の荷物が出てくるターンテーブルを探すのに苦労している姿をよくみかける。医療センターや警察の詰所を探すとなれば、事態はさらに深刻だろう。

 しかし、東京の羽田空港を利用する旅行者は、すぐに助けを得ることができる。救いの手を差しのべるのは、日立製作所が製作し、同空港内で運用試験を実施中の90センチのヒト型ロボットだ。

 空港内のカメラにつながれて人工知能を駆使するロボットは、今年9月上旬に導入された。旅行者の質問には日本語と英語で答えることができ、最高時速6キロの速さで移動して目的の場所へと案内する。死角から現われた移動物体であっても衝突を回避することができ、倒れた場合でも自力で立ち上がれる。

 急速な進化をみせる日本のロボティクスの世界にようこそ。

 ロボティクスは自動車の組み立てラインなど世界中の重工業で使用されるようになって久しい一方、電気機械製造や化学製品生産、外科手術やケータリング分野など、より広範な分野でも用いられるようになった。

 これまでのロボットメーカーの主な目標は人件費の削減だったと指摘するのは、東京を本拠とするロボティック・バイオロジー・インスティテュート(RBI)の高木英二社長だ。

 ロボティクス企業の安川電機と協力し、生命科学とバイオ産業での実験に使用する世界初のヒト型汎用ロボット「まほろ」の開発を進めた高木社長は「現在までにこの考え方は変化した。いまのロボティクスの研究目的は単なる人件費削減を超え、さらなる付加価値を製造過程にもたらすことができるより洗練されたヒト型ロボット、または人間と同じように動くよう設計されたロボットの開発に焦点が当てられている」と述べた。

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