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【Our World JAPAN】高品質製品の輸出を狙う日本ブランド

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【Our World JAPAN】
高品質製品の輸出を狙う日本ブランド

日本企業は自らの製品に強い誇りを抱いており、国内に忠誠心の高い消費者の基盤を築いている。円安の恩恵を受け、日本の製造業各社は、品質の高い製品を世界市場に展開する機会を得てきた。

写真を趣味に、あるいは仕事にしたいと考える人にとって、高品質なカメラは必需品だ。先月、カメラ製造大手ニコンは、スマートデバイスに接続可能なデジタル一眼レフカメラ「D3400」を発表した。充電後の使用可能時間が延び、消費電力を抑えたブルートゥース(Bluetooth)を搭載したこのカメラを使えば、初心者であってもあらゆる場面で質の高い写真を手軽に撮影できる。

ニコンは、数ある日本に本社を置くエレクトロニクス関連の製造業の一つで、長年のライバルであるキヤノンや富士フイルムとともに高性能カメラ市場をリードしてきた。しかし、同社の牛田一雄社長は、「持続的な成長を実現するという視点から、事業内容の再構築に取り組んでいる」と語る。写真撮影をスマートデバイスで行うユーザーが増えるなか、同社は撮影した写真をインターネットに接続して瞬時に世界と共有する機能を追加するといった改善により、市場で存在感を発揮しつづけている。

牛田社長は、現在ではスマートフォンが生活の一部となり、小さな子供を含めて誰もが持っているとし「スマートフォンのカメラ機能はどんどん質が上がっている。スマホでいい写真が撮れるのになぜカメラを買うのか、という疑問を多くの人が持つようになったのは事実だろう」と指摘した。

しかし、牛田社長はこうした市場の変化について、別の考えを持っている。以前、カメラを購入するのは大人だけで、機材や現像といったコストもかかるため、初心者には高いハードルが存在した。ところが現在では、写真撮影を気軽に体験できる機会が増え、すべての人に門が開かれている。

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