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【ノーベル経済学賞】米主流派がまた受賞か ピケティ氏、ビットコイン考案者推す声も

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【ノーベル経済学賞】
米主流派がまた受賞か ピケティ氏、ビットコイン考案者推す声も

 日本人では、経済への小さなショックが生産性低下の循環をどう引き起こすかのモデルなどを描いた清滝氏の名が挙がる。国際的な影響力がどう評価されるかなどが受賞のカギとなる。

 一方、影響力があっても、主流派以外の受賞はほぼ不可能ともされる。

 13年の著書「21世紀の資本」で、先進国で広がる経済格差は「資本主義の宿命」と説いてブームを起こしたフランスの経済学者トマ・ピケティ氏は、一部から「受賞にふさわしいのでは」という声が上がるが、主流派に批判的なため実現しないとみられる。

 昨年11月には、米国の大学教授が、ビットコイン発明者とされる「サトシ・ナカモト」氏を、16年の経済学賞の候補者として選考委に推薦したと明かし、話題を呼んだ。

 経済学賞に関しては、多彩な国から作家を選ぶ文学賞などと違い、あまりに選考が偏っているといった批判が強く、一部では「不要論」すら出始めている。“改革”姿勢がみられなければ、さらに存在意義が問われることにもなりかねない。

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