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ロシア、高速中性子炉がフルパワーを達成

ロスアトム国家原子力公社
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                          2016年9月16日
                          ロスアトム社
報道関係者各位

                ロシア、高速中性子炉がフルパワーを達成

 8月17日、ロシアのベロヤールスク原子力発電所の第4ユニットが、初めてフルパワーでの作動を開始しました。その第4ユニットである800MkW BN-800は、燃焼しながら新しい燃料物質を生成するウランとプルトニウム酸化物の結合により補給されます。この原子炉は、今年後半に商業用に作動する予定です。

 当発電所の運転操業企業であるロスエネルゴアトムは、「我々は今、この第4ユニットにおける定格容量の総合テストを開始します。これはユニットが正確に動作し、電力を供給する準備を完了させるための最終試験です。15日にわたるテストの間にユニットがはずれることなく、設計パラメータに応じた定格電力負荷において一貫した動作が必要になります。」と説明しました。

 2016年開始以来、ベロヤールスク第4ユニットはすでに13億kWh以上の電気を生成しており、年内には35億kWhの電気を生成する予定です。同ユニットは回収ウランからエネルギーを抽出することができるため、現在保管中である使用済核燃料の量を減少させることができ、燃料の供給に関する懸念を払拭することができます。

 今後、高速炉は原子力エネルギーに使用される燃料のベースラインの範囲が大幅に広がると予測されます。バックエンド核燃料サイクルにおける技術の進歩により、核廃棄物から出る総ての毒性放射線を大幅に軽減することに役立ちます。

 ベロヤールスク原子力発電所は、様々なタイプの原子炉が集結している、ロシアで唯一の原子力発電所です。 この発電所には電力系統に接続されている商業用のBN-800原子炉が設置されています。2015年12月に電力系統に接続され、ロシアのスヴェルドロフスク地域で総電力の約10%を生産しています。また、このベロヤールスク原子力発電所は原子力発電所運転操業企業「コンツェルン·ロスエネルゴアトム」により運転されています。

ロスアトムについて
ロスアトムは、すべてのロシアの民生用原子力企業、研究機関や世界で唯一の原子力推進砕氷船の艦隊を含めて、262,000 人と360社の企業や科学研究機関を結集しているロシアの国営原子力企業です。原子力分野における70年の専門知識を元に、ロスアトムはこの分野リーダーであり続けています。ロスアトムは世界中で34件、ロシアでは8件の同時原子力発電所建設プロジェクトの実施において世界第1位です。

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