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日銀「総括検証」難航 政策委員が3分裂 黒田総裁は「マイナス金利派」か 「リフレ派」「追加緩和反対派」も…

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日銀「総括検証」難航 政策委員が3分裂 黒田総裁は「マイナス金利派」か 「リフレ派」「追加緩和反対派」も…

 日銀が20~21日の金融政策決定会合で実施する「総括的な検証」で、「統一見解」のとりまとめに難航していることが6日、分かった。9人の政策委員が、マイナス金利を政策の柱に据える「マイナス金利支持派」▽国債購入の量を重視する「リフレ派」▽追加の金融緩和を牽(けん)制(せい)する「追加緩和反対派」-のおおむね3つに割れているためだ。各委員の意見を併記する案も浮上している。

 9委員のうち、黒田東彦(はるひこ)総裁を含む数人はマイナス金利支持派とみられる。黒田氏は5日の講演で現在、年0・1%のマイナス金利の深掘りは「まだ十分可能。コスト(副作用)をベネフィット(効果)が上回るのであれば躊(ちゅう)躇(ちょ)すべきではない」とマイナス金利を軸にする考えを示唆した。

 黒田氏らがマイナス金利を重視するのは、これまで緩和の柱に据えてきた年80兆円の国債買い増しが「あと1~2年で限界に達する」との懸念が強まったためだ。緩和の長期化を見据え、国債買い入れ枠を70兆~90兆円などと柔軟化する案も浮上している。

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