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進学校も起業家教育 東大合格者数上位校も相次いで参戦

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進学校も起業家教育 東大合格者数上位校も相次いで参戦

渋谷幕張高校での日本公庫による出張授業風景=千葉市美浜区 渋谷幕張高校での日本公庫による出張授業風景=千葉市美浜区

 また、起業が進学に当たって有利に働く身近な事例も生徒の関心をかきたてた。今年同校を卒業した浅部佑さんは、全国の中高生を対象としたスマートフォン向けアプリ開発コンテスト「アプリ甲子園」で優勝し起業した。その実績が認められ、東大が28年入学生を対象にスタートした推薦入試制度を活用して同大学に合格したからだ。

 教育環境は大きな転換期に突入しており、32年からは大学入試改革が断行される。これに伴い学習指導要領も大幅に転換。実社会の中で知識・技能を活用しながら自ら課題を発見して考え、アウトプットにつなげる「アクティブラーニング」という学習法が重みを増すようになる。

 第3回グランプリのエントリー件数は2333。その中からファイナリストに残るのはわずか10組で、卓越したアイデアや高度なプレゼンテーション能力を備えていなければ、上位に食い込むことは難しい。小論文や面接の上達にもつながるだけに、ビジネスプラン・グランプリを巡る動きは、今後の学習のあり方を先取りしているといえる。

 「アクティブラーニングのような手法を積極的に取り入れていかなければ社会に出たって役に立たないと、学校側の意識は変わっている」。日本公庫の永松伸悟・創業支援グループリーダー代理はそう指摘する。筑波大附属駒場や灘、麻布、日比谷といった東大合格者数上位の常連校が第3回にエントリーしたことも、その証左だ。

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