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年金運用のGPIF、4~6月は5.2兆円の損失 26年10月以降の通算で初の赤字

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年金運用のGPIF、4~6月は5.2兆円の損失 26年10月以降の通算で初の赤字

 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は26日、平成28年4~6月期の運用実績が5兆2342億円の赤字だったと発表した。26年10月に株式の運用割合を50%に引き上げてからの通算で初めての赤字になった。英国の欧州連合(EU)離脱を受けた円高や世界的な株安などが響き、損失が膨らんだ。

 運用損は国内株式が2兆2574億円、外国株式が2兆4107億円で、株式だけで4兆6681億円だった。外国債券が1兆5193億円の赤字。一方、国内債券は金利低下による国債価格の上昇で、9383億円を稼いだ。

 GPIFは運用割合見直しで、国内債券を60%から35%に引き下げ、国内株式と海外株式をそれぞれ12%から25%に増やした。6月末時点の保有資産の割合は▽国内債券39.16%▽外国債券12.95%▽国内株式21.06%▽外国株式21.31%-だった。

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