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【日銀総裁単独インタビュー】マイナス金利「さらに引き下げ余地ある」 国債購入の柔軟化に含み

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【日銀総裁単独インタビュー】
マイナス金利「さらに引き下げ余地ある」 国債購入の柔軟化に含み

本紙・経済部 質問に答える日銀の黒田東彦総裁=17日、東京都中央区(寺河内美奈撮影) 本紙・経済部 質問に答える日銀の黒田東彦総裁=17日、東京都中央区(寺河内美奈撮影)

 日銀の黒田東彦総裁は産経新聞のインタビューで、「マイナス金利」の一段の深掘りは可能との認識を改めて示す一方、市場で噂されている年80兆円の国債購入量の柔軟化に関し「(9月の)総括的な検証を踏まえる」と含みを持たせた。検証に合わせ、金融政策の軌道修正に踏み切る可能性もありそうだ。

 「欧州のいくつかの中央銀行が導入しているマイナス金利の程度は日銀より大きい。技術的にはさらに引き下げる余地があることは間違いない」

 日銀は半年前の今年2月、民間の銀行から預かるお金の一部に事実上0・1%の手数料を課すマイナス金利政策を導入した。

 市場金利が大幅に低下する中、銀行の貸出金利と預金金利の差である利ざやは縮小。金融庁は3メガバンクの今年度業績について、「マイナス金利で3千億円程度の減益要因になる」と試算しており、市場では、深掘りは金融仲介機能を損なうとの見方も広がる。

 これに対し、黒田総裁は「日本の金融機関は十分な資本を持つ。(マイナス金利で)金融仲介機能に大きな影響が出るとは懸念していない」と反論した。

 「80兆円の国債買い入れ額に幅を持たせるかとか、具体的な話は、総括検証を踏まえて金融政策決定会合で議論する」

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