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水稲でのカメムシ防除がミツバチに被害 農水省、農薬調査で

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水稲でのカメムシ防除がミツバチに被害 農水省、農薬調査で

梅林や里山に生育する野生植物の蜜を集めて生活しているニホンミツバチ(提供写真) 梅林や里山に生育する野生植物の蜜を集めて生活しているニホンミツバチ(提供写真)

 農林水産省は7日、ミツバチの減少事例と農薬の関連を調べた結果、水稲のカメムシ防除で使われた殺虫剤がミツバチにかかって死んだ可能性が高いことが分かったと発表した。養蜂家にミツバチの巣箱の設置場所を工夫させるなどして、被害を減らしたい考えだ。

 調査は平成25年度から3年間実施。被害は年間50~79件で、水稲のカメムシを防除する時期に多く、死んだミツバチから殺虫剤が検出された。1巣箱当たりの死んだミツバチの数は千~2千匹の小規模な事例が多かった。一方で、1万匹を超える被害もあった。一般に1巣箱には数万匹がいるとされる。

 ただ、欧米で問題となっている、ミツバチが大量にいなくなる「蜂群崩壊症候群(CCD)」に該当する事例はなかった。欧米では、原因の一つとされる殺虫剤の使用が制限されている。

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