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自工会の西川新会長「信頼を揺るがす」、三菱自とスズキの燃費不正問題で批判

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自工会の西川新会長「信頼を揺るがす」、三菱自とスズキの燃費不正問題で批判

 日本自動車工業会(自工会)の西川広人新会長(日産自動車副会長)は19日に都内で開いた就任会見で、三菱自動車やスズキの燃費試験での不正について、「(試験の)仕組みの根幹にある信頼を揺るがす」と批判した。再発防止に向け国土交通省が設置した検討会と協力し、「真摯(しんし)にできるだけ早く対応していきたい」と述べた。

 この日の理事会で選出された西川会長は会見冒頭、「(不正は)あってはならないことだ」と強調した。背景に燃費競争の激化があるとの指摘もあるが、「競争の中でも不正がないようにするのがわれわれの義務だ」と述べた。

 その上で、自動車メーカーが届け出た空気抵抗値などに基づく燃費試験の仕組みに言及し、「仕組み(の見直し)を含めて再発防止に取り組まなければならない」と語った。また、副会長を務めるトヨタ自動車の豊田章男社長は記者団に対し、「業界をあげて失った信頼を1日も早く回復したい」と話した。

 一方、自工会副会長を務めていた三菱自の相川哲郎社長は19日の理事会で再任される予定だったが、不正問題で辞退した。自工会の副会長は従来の5人から当面は4人体制になる。

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