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三井物産が透析クリニックのアジア展開へ 米国大手などと提携、生活習慣病に照準

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三井物産が透析クリニックのアジア展開へ 米国大手などと提携、生活習慣病に照準

 三井物産とマレーシア政府系投資ファンドは2日、米国最大手の透析事業会社ダビータ・ヘルスケア・パートナーズと透析事業のアジア展開で業務提携すると発表した。ダビータ社のシンガポール子会社に2社が20%ずつ出資する。糖尿病などの生活習慣病が増加するアジア市場を共同で開拓する。

 三井物産は第三者割当増資を通じダビータ・ケアの株式20%を約160億円で取得する。ダビータ社は米国を中心に2369カ所の高品質な透析クリニックを運営するが、アジアはシンガポールにとどまる。

 三井物産は2011年にマレーシアのカザナ・ナショナル社からアジア最大の病院グループのIHHヘルスケア社の株式の一部を取得。現在、マレーシアやシンガポール、インド、中国などで49病院を運営する。アジアの医療従事者に医薬情報を提供するMIMSグループも買収し、今年4月にはヘルスケア・サービス事業本部を新設し、同事業を強化している。

 アジアでは糖尿病が悪化して透析治療が必要な腎不全患者が急増する一方、透析クリニックや技術者は不足し、商機があると判断した。 

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