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【三菱自動車不正】開発部門に強いプレッシャー「物を言えない環境では」 熾烈な競争…部長級2人が退職の“事件”も

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【三菱自動車不正】
開発部門に強いプレッシャー「物を言えない環境では」 熾烈な競争…部長級2人が退職の“事件”も

燃費データ不正問題で揺れる三菱自動車本社=22日、東京都港区(早坂洋祐撮影) 燃費データ不正問題で揺れる三菱自動車本社=22日、東京都港区(早坂洋祐撮影)

 投入した新型「eKワゴン」の燃費はガソリン1リットル当たり29・2キロで、まさに社内目標通り。だが、それは不正操作によって作られたものだった。

 「開発部門の社員は物を言えない環境で厳しい状況に置かれていないか」

 不正発覚後初となった21日の三菱自の企業倫理委員会はこう指摘している。

 昨年には、28年度に発売を予定していた主力車種について、開発担当が軽量化などの進捗の遅れを適切に上司に報告していなかったことが発覚。車の投入が遅れ、担当の部長級社員2人が諭旨退職になった。

 さらに今回、データを操作した4車種以外の車種でも法令と異なる測定方法を使用したことが判明。業界関係者は「測定時間の短縮などにつながるから使用したのだろう」と説明する。

 経営陣や上司の目標達成の圧力について、三菱自幹部は20日の会見で「技術的な確かさがないものについて『それでいけ』ということはない」と述べるなど、否定している。

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