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【One-Will社長の講座】「答えは探すな。考えよ」 パーツワン長倉達也社長

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【One-Will社長の講座】
「答えは探すな。考えよ」 パーツワン長倉達也社長

大学生にマーケティングについて説明するパーツワンの長倉達也社長 大学生にマーケティングについて説明するパーツワンの長倉達也社長

 さらにマーケティングの基礎が人口構成であり、時代の移り変わるごとに売れ筋が入れ替わるのも、人口構成の変化が影響していることや、サービスの質は満足度に応じて6種類に分類できることも解説した。

その後、学生が「自分で考える」ことに慣れるための作業を実施。学生には、マス目が区切られたワークシートが配布され、与えられたテーマ(この日は「一方通行」)を中央のマスに記入し、それについて考えられる特徴、イメージを8つまで、書き連ねていく。シンプルな作業だが、参加者は不慣れな作業に頭をひねり、苦戦しながらマス目を埋めて、「考える」とは何かを体感した。

長倉社長によるマーケティング講座は90分。講座の最後に長倉社長は、「社会に出ると多くの情報に触れることになる。でも、それを鵜呑みにしては考える力がなくなってしまう。進路を考える時も、就職先の会社を選ぶ時も同じこと。与えられた情報だけで選ぶのではなく、自分の頭で考えてほしい」と訴えた。

学生からは、「考えることの重要性を、はじめて理解した気がする」「『マーケティング』という言葉は本で読んだり、授業で聞いたりするだけの言葉だったが、生きたマーケティングに触れることができて、得たものが大きかった」などの声が上がった。

<視点>パーツワンは、リサイクル部品の業界では、他社の追随を許さない圧倒的に高い受注率を誇ります。高い受注率をもたらした社長からの直接の講義は、学生には大きな収穫となったでしょう。今回、探すことと、考えることとの違いに触れたことが、自分の未来を今、目の前にある選択肢から「探す」のか、そうではなく「考える」のかを判断するきっかけになればいいな、と思います。余談ですが、講座のさいには長倉社長の右腕としてパーツワンの経営を支える同社の渡邊梨絵さんも学生を激励し、思いやりにあふれる温かい空間を演出していました。(産経新聞人材育成事業部長 村山繁)

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