記事詳細
モダン&シンプルな「かみだな」 モチーフは伊勢神宮、現代の住空間にマッチ
近年の婚活やパワースポットブームで神社めぐりが流行る中、神棚をまつるという習慣が見直されている。しかし、問題はいただいたお札を現代の住空間の中でどうまつるか。そんな需要に応えるモダンでシンプルな新しい「神棚」が注目されている。
東日本大震災の被災地、福島県いわき市の木工職人集団「もこのこ」が制作した「かみだな」は、縦28センチ×横12センチと超ミニマム。立体模型化した伊勢神宮に御札を祀るという従来の神棚の思想は変えず、伊勢神宮をモチーフ化し、ヒノキに彫り付けた。天井に近い壁や高い棚の上など小さなスペースでも、インテリアから浮くことなく祀ることができるスタイリッシュな神棚。デザインは、建築・インテリア・プロダクトデザインなどを手がけるmizmiz design代表で一級建築士の水野 憲司さんが手がけた。