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埼玉県が室温で使えるマグネシウム蓄電池を世界初の実用化へ

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埼玉県が室温で使えるマグネシウム蓄電池を世界初の実用化へ

実用化されれば世界初となる室温でも使用できるマグネシウム蓄電池の試作品。小型化して製品化を目指す

 同センターは県の先端産業創造プロジェクトの一環で、マグネシウム蓄電池の開発を推進。今回の研究では、電池の正極に、酸化バナジウムに水などの添加物を使ってイオンの出入りをスムーズにする新材料を考案。電解液に有機物を加えたことで室温でも作動し、繰り返し充電しても放電容量が劣化しづらい蓄電池開発が実現した。

 研究開発には県内の自動車部品メーカーなど数社も協力。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受けた4800万円に加え、県から4200万円を投資した。新材料は既に特許も取得、電解液も特許申請をしている。

 リチウムイオン電池の2倍以上の蓄電量があるため、スマホやタブレット端末に活用すれば連続使用時間が大幅に延びる。また、安全性の高さから、衣服や腕などに付けて使用するウェアラブル機器でのマーケット拡大にも一役買う可能性があるという。

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