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岡本硝子 水深12000mの水圧に耐えられるガラス球を開発

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岡本硝子 水深12000mの水圧に耐えられるガラス球を開発

 特殊ガラス開発製造の岡本硝子は、水深1万2000メートル相当の水圧に耐えられるガラス球の開発に成功した。同社は、東京都内の中小企業などとともに同8000メートル級の無人深海探査機「江戸っ子1号」の事業化に向けて取り組んでいる。

 今回の成功で、小笠原諸島の南東にある世界最深部となるマリアナ海溝チャレンジャー海淵(同1万911メートル)に探査機を送り込むことが可能になる。

 2013年11月、江戸っ子1号が千葉県房総半島沖に投入され、日本海溝の深海約8000メートル付近の3D(3次元)画像での撮影に成功した。

 岡本硝子は探査機の外側を包む耐圧ガラス球を開発したが、「海底の地震計や資源探査などにも活用できる可能性がある」(同社)として、14年6月、耐圧ガラスの開発を手がける専門部署「海洋・特機事業部」を設立し、水深1万2000メートル相当の水圧に耐えられるガラス球の開発に取り組んできた。

 水深1万2000メートルの水圧は120メガ(1メガ=1000キロ)ヘクトパスカル(1200気圧に相当)にあたる。

 言い換えれば、水深1万2000メートルの海底では、1平方センチあたり約1.2トンの圧力がかかる。このため新開発のガラス球は江戸っ子1号で使われたものよりも少し厚めにして耐久性を上げている。海洋研究開発機構(JAMSTEC)による耐圧試験にも合格したという。

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