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MRJ、11日初飛行 事業化から7年 初の国産ジェットがいよいよ大空へ

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MRJ、11日初飛行 事業化から7年 初の国産ジェットがいよいよ大空へ

愛知県営名古屋空港で中速の地上走行試験を始めた小型ジェット旅客機「MRJ」=7日午前

 三菱航空機(愛知県豊山町)は10日、開発中の国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行を11日午前に愛知県営名古屋空港(同)で実施すると発表した。機体の整備が完了し、11日午前の天候も晴れ予報のため、初飛行の実施を決めた。平成20年の事業化から7年を経て、国産初のジェット機がようやく空に羽ばたく。

 MRJは、戦後初のプロペラ旅客機「YS-11」以来、約半世紀ぶりとなる国産旅客機。日本の航空機産業を飛躍させるとの期待も大きい。ただ、開発スケジュールは5度も延期しており、初飛行は当初計画より4年遅れとなる。

 先月19~23日に初飛行する予定だったが、ペダルの改修作業が必要となり、2週間延期した。この改修作業も無事終了し、7日には時速220キロで前輪を浮かせる走行試験を実施し、初飛行に向けた準備をすべて完了させていた。

 11日午前に予定されている初飛行は、名古屋空港を出発し、1時間程度飛行する。ルートは、日本海側の北陸地域沖、または太平洋側の静岡県沖を検討しており、当日の天候を見てから判断する。

 三菱航空機は特設サイトを開設し、離陸・着陸時の様子を生中継でインターネット配信する。

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