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「日の丸ジェット」MRJ、延期乗り越え週明け初飛行 迫る納入期限、ハードルなお

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「日の丸ジェット」MRJ、延期乗り越え週明け初飛行 迫る納入期限、ハードルなお

愛知県営名古屋空港で中速の地上走行試験を始めた小型ジェット旅客機「MRJ」=7日午前

 三菱航空機(愛知県豊山町)が開発している国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が週明けの9~13日の間に初飛行する。国産旅客機の開発は、戦後初のプロペラ旅客機「YS-11」以来、約半世紀ぶりとなるだけに日本の航空機産業を飛躍させるとの期待も大きい。ただ、開発計画が何度も延期され、平成29年の初号機納入まで時間も少なく、初飛行後も多くの困難が待ち受けている。(黄金崎元)

 MRJの高速走行試験は7日、愛知県営名古屋空港(同町)で実施され、MRJは速度を離陸時と同じ時速約220キロまで上げた。離陸直前の動作になる前輪を地上から浮かせて走る試験も行った。初飛行の準備はほぼ完了した。

 「ようやく飛び立つという思いとこれから始まるという思いの両方がある」

 三菱航空機の森本浩通社長は、MRJの初飛行について、こう率直に話す。

 MRJは20年に官民が連携する形で事業化が決定。全長約35メートルで座席数は約70~90席。最新鋭のエンジンを搭載し、従来の小型旅客機よりも燃費性能が優れているのが特徴だ。

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