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TPP、米国産米をMA枠内でも優遇 MA外の7万トン含めて実質10万トン以上に

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TPP、米国産米をMA枠内でも優遇 MA外の7万トン含めて実質10万トン以上に

 ただ、米国がさらなる輸入枠の上積みを求めていることから、日本はMAの枠内でも実質的に米国産米の輸入拡大につながる措置を導入し、米国の歩み寄りを促す。具体的には、加工用中粒種を売買同時入札方式で輸入する枠を6万トン程度設ける方向で調整する。現在、MAで輸入する中粒種の8~9割は米国産で、枠の新設によりさらに5万トン程度、米国産の輸入拡大の余地が広がる見通しだ。

 TPP交渉に参加する日米など12カ国は27日、米アトランタで首席交渉官会合の2日目の協議を行った。新薬の開発データの保護期間など、残る課題の隔たりを埋める作業を急ぎ、30日開幕の閣僚会合での大筋合意を目指している。

 全体会合と並行して進めている2国間の関税協議では、ニュージーランドが大幅な輸入拡大を迫っている乳製品の扱いも難題だ。日本はコメの扱いとともに、首席会合期間中に妥協点を探り、閣僚間折衝での最終決着を図る。

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