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USJ、12月に東証1部再上場へ 時価総額最大8000億円

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USJ、12月に東証1部再上場へ 時価総額最大8000億円

 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の運営会社ユー・エス・ジェイが、東京証券取引所1部への再上場を12月とする方向で最終調整に入ったことが26日、明らかになった。上場が11月にも承認されるめどが立ったため。

 関係者によると、上場時の時価総額は6千億~8千億円程度になると見込まれる。近年の大型上場では、平成26年3月の中小型液晶パネル大手、ジャパンディスプレイ(公開時の時価総額5412億円)や同年4月の西武ホールディングス(同5474億円)を上回りそうだ。

 今年の新規上場案件としては、時価総額が約7兆円を上回るとも見込まれる日本郵政グループに次ぐ規模になる。国内テーマパークでライバル関係にある東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドのいまの時価総額は2兆4千億円。

 再上場によりユー・エス・ジェイは、銀行融資以外に資金調達の幅が広がるメリットがある。昨年夏、約450億円を投じて開設した映画「ハリー・ポッター」のエリアは集客増に大きく貢献した。こうした投資を今後も継続し、集客拡大を図る。

 ユー・エス・ジェイは、19年に東証マザーズに上場したが業績不振で株価が低迷。米投資銀行大手ゴールドマン・サックス(GS)系ファンドが株式公開買い付け(TOB)を実施し、21年に上場廃止した。その後は、GS傘下で経営再建を進めていた。

 ユー・エス・ジェイは今年5月下旬に、東証に再上場を申請した。当初、早ければ9月にも上場の見通しだったが、11月に上場する日本郵政グループより後に時期を約3カ月延ばし、資金調達時の競合を避ける。

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