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セブンイレブンが近畿約1千店で東電から越境調達 関電の大幅値上げ対策で

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セブンイレブンが近畿約1千店で東電から越境調達 関電の大幅値上げ対策で

 セブン-イレブン・ジャパンが10月から近畿の4府県約1千店で電力の調達先を関西電力から東京電力に切り替えることが14日、わかった。地域の垣根を越えて割安な電力会社からの供給に変更することでコスト削減につなげる。今後は他の地域でも割安な電力会社からの供給に順次切り替えることを検討する。

 セブンイレブンが東電子会社のテプコカスタマーサービスとすでに契約を結んだ。契約電力は3万2千キロワット。セブンイレブンは関西2府4県で約2200店を展開しているが、今回は大阪府、奈良県、和歌山県、兵庫県の一部店舗で切り替える。京都府と滋賀県の店舗は引き続き関電から供給を受ける。

 セブンイレブンはフランチャイズ(FC)店舗の光熱水道費の8割を本部が負担しており、今回の切り替えによって年間で約2%、数億円規模のコスト削減につながると見込んでいる。コスト削減分は、省エネ効果が高い冷蔵ケースの開発などに投資し、さらなるエネルギーコストの削減につなげる。

 関電は4月から企業など大口需要家向けの電気料金を平均13・93%値上げしており、その結果、東電の方が数%割安となっていたため、今回セブンイレブンが切り替えを決めた。

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