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「ちょい飲み」浸透 外食チェーンつまみ充実、夜間売上増を狙う

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「ちょい飲み」浸透 外食チェーンつまみ充実、夜間売上増を狙う

 外食チェーンの店舗内で酒と軽いつまみを販売する「ちょい飲み」サービスが広がってきた。お通しがなく1千円ちょっとでほろ酔いになれるとあって、会社帰りのサラリーマンから圧倒的な支持を得ており、対応強化の動きが続きそうだ。

 牛丼チェーンを展開する吉野家は、今月1日から9月30日までの期間限定で、「生ビール」(ジョッキ)を通常価格から80円値引きして300円で販売する。同社は煮卵や牛皿などをつまみにアルコール類を飲める「吉呑(の)み」を約360店で展開しており、「会社員の方に数多く来店頂いている」(同社)としている。

 長崎ちゃんぽん店を運営するリンガーハットは6月25日、東京・浅草で、午後4時からちょい飲み酒場に切り替わる店舗をオープンした。生ビール(313円)やハイボール(378円)など12種類のアルコール類を用意。ギョーザや野菜串など100~300円台のつまみも充実させた。

 ちょい飲みで先行したのがラーメン店「日高屋」を運営するハイデイ日高だ。ビール1杯とギョーザ、ラーメンを食べても1千円内に収まる手頃な価格で、既存店売上高は5月まで6カ月連続で前年を上回った。回転すしチェーン「スシロー」を展開するあきんどスシローも、ちょい飲みメニューに力を入れる。

 ロッテリアやバーガーキングも酒の販売強化に着手しており、飲酒を呼び水に販売が落ち込む夜間帯の売り上げ増を目指している。

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