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東芝 利益の過大計上額1600億円台、第三者委が最終集計

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東芝 利益の過大計上額1600億円台、第三者委が最終集計

 東芝の不適切会計問題を調べている第三者委員会(委員長・上田広一元東京高検検事長)が、過去5年間の営業利益の過大計上額を1600億円台と最終集計していることが16日、分かった。近くまとめる報告書の中で指摘する。これを受けて東芝が行う決算修正では、最終損益に数百億円の減損損失を計上する方向だ。報告書が提出された後、田中久雄社長が20日前後に会見を開き、辞意を表明する見通しだ。

 東芝は社内調査で、平成22年3月期~26年3月期の決算でインフラ関連工事を中心に548億円の利益の過大計上を発見。第三者委は調査対象を半導体、パソコン、テレビの3分野に広げ、不適切な会計処理でさらに1100億円前後、利益の上積みがあったことをつかんだ。過大計上額は合計で2千億円に迫るとの見方もあったが精査の結果、1600億円台に落ち着いた。3分野の中では半導体が最も多いとみられる。

 一方、第三者委の指摘に従って会計処理をやり直すことで、新たに減損損失が発生する。

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