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国産ジェット機MRJ「平成29年4~6月期の納入時期は必ず守る」 三菱航空機社長

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国産ジェット機MRJ「平成29年4~6月期の納入時期は必ず守る」 三菱航空機社長

産経新聞などのインタビューに答える三菱航空機の森本浩通社長=10日、愛知県豊山町(黄金崎元撮影)

 国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の開発を手掛ける三菱航空機(愛知県豊山町)の森本浩通社長は10日、産経新聞などのインタビューに応じ、「初号機の納入時期は必ず守る」と述べ、平成29年4~6月期の初号機の納入を厳守する考えを示した。森本社長は「走行試験やエンジン試運転は順調に進んでいる」と強調した。

 MRJの開発計画はこれまで4度延期されている。4月には今年4~6月期に予定していた初飛行を、9~10月に延期すると発表した。森本社長は「50年ぶりの国産旅客機なので、開発が思う通りにいかないのは現実だが、品質の高い機体を納め、顧客の信頼を得たい」と述べた。

 MRJは国内や米国、アジアなどの航空会社から407機を受注している。森本社長はまだ受注がない欧州や中東、アフリカ地域での受注拡大を課題とし、現地の営業体制を強化する方針を示した。今後、欧州地域の人員を増やす考えで、「早い段階で受注の報告をしたい」と語った。

 50~100席の小型ジェット機市場について、三菱航空機は今後20年間で5千機以上になると見込む。森本社長は「半分程度の受注を狙いたい」と述べた。

 三菱航空機は、15日からフランス・パリで開かれる世界最大級の国際航空ショーで、実物大の客室模型を展示するほか、走行試験の映像を公開し、MRJを積極的にアピールする。

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