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東京海上、米保険大手を9400億円で買収 日本の保険会社では過去最大

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東京海上、米保険大手を9400億円で買収 日本の保険会社では過去最大

 東京海上ホールディングス(HD)は10日、米保険大手HCCインシュアランス・ホールディングスを約75億ドル(約9400億円)で買収すると発表した。医療・傷害保険や役員賠償責任保険など、専門性の高い損害保険商品を取り扱う同社を傘下に収めることで、事業の分散と海外事業の収益拡大を図る。

 日本の保険会社による海外M&A(企業の合併・買収)では、過去最大とみられる。傘下の東京海上日動火災保険を通じてHCCの発行済み株式を約75億ドルで取得し、10~12月期に買収手続きを完了する見込みだ。

 この買収に伴い、海外事業の最終利益は買収前と比べ38%増の約1750億円に増える見通し。また、グループ全体に占める海外保険事業の比率は38%から46%に上昇する見込み。

 足元の円相場は下落基調が続いているが、東京海上HDの永野毅社長は同日の記者会見で、「為替相場を気にして交渉にあたっているわけではない。お互いにケミストリー(化学反応)が合う相手かが大事だ。為替の戦略はこれから練る」と述べた。

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