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スカイマーク支援、ANAホールディングスが出資へ ファンドのインテグラルと共同で

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スカイマーク支援、ANAホールディングスが出資へ ファンドのインテグラルと共同で

 民事再生手続き中のスカイマークに対し、全日本空輸を傘下に持つANAホールディングス(HD)が支援企業として出資する方向で最終調整に入ったことがが18日分かった。スカイマークと2月にスポンサー契約を結んだ投資ファンドのインテグラル(東京)とともに再建を支援する共同スポンサーとなる。ANAHDは、スカイマークとの共同運航や安全・整備面などで支援に乗り出す。早ければ週明けにも発表する。

 スカイマークは2月に共同スポンサーを募集。ANAHDやマレーシアの格安航空会社(LCC)のエアアジアといった航空会社のほか、リース大手のオリックスや旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)など計約20社が名乗りを上げ、選定作業を進めていた。

 関係者によると、ANAHDの出資比率は、スカイマークの羽田空港の国内線発着枠(1日36往復分)が国による回収対象とならないよう、20%未満とする。ANAと共同歩調を取る複数の金融機関の出資も調整しているが、インテグラルの出資比率が過半数を確保する方向だ。スカイマークを将来的に再上場させることでも一致したという。

 ANAHDはこれまでにも、経営が悪化した新興航空会社のエア・ドゥやスカイネットアジア航空(ソラシドエア)に出資し、再建に関与した経験がある。

 共同スポンサー選びは遅れていたが、本命視されていたANAHDが選定される方向となったことで、5月29日が東京地裁への提出期限となっている再生計画案の策定が前進しそうだ。

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