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電力9社、今夏も節電の数値目標は設定せず 原発ゼロでも安定供給にめど

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電力9社、今夏も節電の数値目標は設定せず 原発ゼロでも安定供給にめど

 政府と沖縄電力を除く全国9電力会社は7日、3年連続で今夏の節電要請に数値目標を設定しない方針を固めた。原発比率が高い関西電力と九州電力も、原発が再稼働しない場合でも安定供給にめどがついたためだ。ただ火力発電所の定期点検や修繕工事の先送りなどで供給力を確保しているため、設備トラブルなどで需給が綱渡りとなる懸念も残る。

 各電力が今夏も、需要に対する供給力を示す「予備率」が、安定供給に最低限必要な3%以上を確保できる見通しとなった。

 関電は高浜原発3、4号機(福井県)の再稼働が今秋以降になる見込み。2年連続で「原発ゼロ」の夏になるものの、火力発電の定期点検の先送りなどで、供給力を確保する。

 一方、九電は川内原発1号機(鹿児島県)が今夏の再稼働が見込まれている。仮に再稼働が今秋以降にずれ込んでも、3%の予備率を確保できる見通しだ。

 北海道電力など他電力も火力の活用などで、予備率3%以上を確保する。

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