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三菱UFJ、シャープの貸倒引当金1000億円

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三菱UFJ、シャープの貸倒引当金1000億円

 三菱東京UFJ銀行が、シャープ向け貸倒引当金を従来比10倍強の1千億円程度まで積み増したことが4日、分かった。経営不安が高まったとして、債務者区分(「正常先」から「破綻懸念先」まで5段階の銀行格付け)を下から2番目の「要管理先」に引き下げたため。ただ、シャープから実効性のある再建計画が示されれば、1千億円規模の資本支援要請に応じるとみられる。

 三菱UFJは、シャープの主力取引銀行の一つ。平成26年3月末の貸出額は約3800億円とシャープの最大の借入先となっている。三菱UFJはこれまでシャープの債務者区分を上から2番目の「要注意先」とし、貸倒引当金は貸出額の2%台(80億円程度)で済んでいた。

 しかし、シャープは液晶パネルや太陽電池など中核事業の収益が悪化し、27年3月期の最終損益が従来予想の300億円の黒字から一転、1千億円を上回る赤字に陥る見通しだ。

 これを受け、三菱UFJは「1年以内の黒字化は難しく、借金などの負債が資産を上回る『債務超過』に陥りかねない」と判断。シャープの債務者区分を「要管理先」へ2段階下方修正し、27年3月期のシャープ向け貸倒引当金を1千億円程度(貸出額の約28%)に引き上げたもようだ。

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