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わが国初の電動鉛筆削り器メーカー「エルム」が事業停止 資金繰り悪化で廃業

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わが国初の電動鉛筆削り器メーカー「エルム」が事業停止 資金繰り悪化で廃業

 日本で最初に電動鉛筆削り器を開発したとされる中堅文具メーカー「エルム・インターナショナル」が3日、事業を停止したことがわかった。売り上げが低迷し、資金繰りがつかなくなった。信用調査会社の東京商工リサーチによると、負債総額は2014年3月期決算時点で約11億7000万円。

 前身の会社は1935年に荒川区内に設立。文具や事務用品の製造販売の一環として、手動式鉛筆削り器を販売した。59年に初の電動式鉛筆削り器を商品化。83年に現在の「エルム・インターナショナル」に衣替えした。本社は東京都板橋区。手動、電動とも鉛筆削り器「ELM」シリーズは広く使われた。

 事業停止後は事後処理を弁護士に一任した。ネット販売のオンラインショップも停止しており、千葉市の生産・物流拠点も操業を中止した。

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