産経ニュース

ウイスキー各社、「マッサン」効果の維持狙う 戦略商品や増産で愛飲者確保

ニュース 経済

記事詳細

更新


ウイスキー各社、「マッサン」効果の維持狙う 戦略商品や増産で愛飲者確保

アサヒビールが発売したウイスキー「初号スーパーニッカ復刻版」=東京都千代田区(平尾孝撮影)

 ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝氏をモデルにしたNHK連続テレビ小説「マッサン」効果で、国内ウイスキー各社の販売は好調に推移、ブランドによっては倍増のペースが続いている。マッサンは28日に最終回が放送されるが、各社は戦略商品の投入や増産でウイスキーブームの維持を狙う。

 サントリースピリッツは高級ブランド「響」で、世界戦略商品「ジャパニーズハーモニー(JH)」を発売。これまでは「響17年」など年数表記をしていたが、JHは若い年数の原酒を使い、4千円と低価格化を実現した。愛飲者の裾野を広げる狙いだ。

 ニッカを傘下におさめるアサヒビールでは、復刻版シリーズを提案。このほど第3弾として「初号スーパーニッカ復刻版」を発売した。第1弾は1万ケース(1ケースは720ミリリットル12本換算)、第2弾も1万2千ケースを完売したが、今回は1万5千ケース(1ケースは700ミリリットル12本換算)に増やした。

 同時に生産能力増強も図る。サントリーは平成25年の山崎蒸溜所(大阪府島本町)に続き、昨年は白州蒸溜所(山梨県北杜市)で、蒸留釜を追加増設するなど計20億円を投じた。アサヒも今月から、焼酎向けの門司工場(北九州市)でもウイスキー瓶詰めを始めた。

このニュースの写真

  • ウイスキー各社、「マッサン」効果の維持狙う 戦略商品や増産で愛飲者確保

「ニュース」のランキング