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公示地価 福島県いわき市、上昇率トップ10独占 被災者流入で住宅需要増加

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公示地価 福島県いわき市、上昇率トップ10独占 被災者流入で住宅需要増加

 住宅地の上昇率で全国上位10地点を独占した福島県いわき市。東京電力福島第1原発事故で同じ浜通り地方の相双地区にある避難区域から移り住んだ約2万4千人が仮設住宅や借家などで生活しており「元の居住地に戻ることを断念し同市内で住宅を探す人も多い」(国土交通省)とみられる。

 同市では被災者による住宅需要が集中して供給不足が起きており、調査対象の住宅地71地点と商業地15地点のすべてが上昇した。住宅地ではいわき市泉もえぎ台1丁目の地点が17・1%上昇し、全国トップの上昇率を記録。上昇率が10%を超えた地点も昨年の4地点から15地点に増え、市中心部から離れた地域でも高い上昇率を記録した。

 商業地でもホテルやマンションの用地需要がある駅前や市役所周辺が高い上昇率を示した。いわき市は気候が温暖で、3月からは常磐道の全線開通やJR常磐線の特急列車が上野発着から品川発着に変更されるなど、都心からの利便性向上も後押ししたようだ。

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