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【貳阡貳拾年 第5部 日本を変える技術(2)】ロボット操作、心拍数や脳波計測…広がる「ウエアラブル端末」の未来

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 特徴は柔軟な繊維で、快適な着心地を実現したところだ。これまで使われていたセラミック素材は柔軟性がなかったが、今回のセンサーは手袋などにしても「装着を意識しないレベルにした」(帝人)。医師がロボットを遠隔操作して手術を行ったり、職人技のデータを集積したり、繊細な動きが求められる分野での活用が期待される。

 関西大教授の田實(たじつ)佳郎は「この生地を使ってロボットを遠隔操作すれば、日本からの渡航が難しい国に、日本の技術を伝承することも夢ではない」と語る。帝人と関西大は3年以内の実用化を目指す。

再現から補正へ

 さらに、ウエアラブル開発は、人間の動きの“再現”から“補正”する段階まで進んでいる。単身赴任の父親がロボットを遠隔操作し、離れた場所に住む子どものキャッチボールの相手になる-。自動ドア用センサーを手掛ける旭光電機(神戸市)や千葉大などが開発した遠隔ロボット操作システムは、そんな未来を秘めている。

 システムの概要はこうだ。操作者は、自分の腕や指の動きを伝えるチューブ状と手袋状のセンサーを身につける。また、ロボットの目から送られてくる画像を見るためのヘルメットをかぶる。その画像を見ながら腕や指を動かせば、ロボットが自分の動きを忠実に再現してくれる。

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