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投資家に巨額の損失 スイスフラン急騰の打撃 日本のFX業者らにも

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投資家に巨額の損失 スイスフラン急騰の打撃 日本のFX業者らにも

 スイス・フラン相場の急騰を受け、外国為替証拠金(FX)取引で投資家に巨額の損失が発生している。英国のFX業者アルパリが破綻するなど、欧州ではFX業者の経営危機が拡大した。米大手FXCMも顧客に約2億2500万ドル(約265億円)もの損失が発生し、日本の金融庁もFX業者に国内保有命令を出すなど、対応を急いでいる。

 スイス国立銀行が15日にスイス・フランの対ユーロ相場に設けていた1ユーロ=1・20スイスフランの上限を突然撤廃した影響で、スイス・フランはユーロに対して一時3割近くも急騰した。破綻したアルパリは、投資家の損失を肩代わりしきれなくなったほか、米FXCMも顧客の損失を同社が肩代わりする状況が続いている。投資会社ルーカディア・ナショナルは16日、FXCMに3億ドルを融資すると発表した。

 このほか、ドイツ銀行やバークレイズなど為替取引大手で、1億ドル前後の損失が発生する恐れがあると米メディアが報じた。

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