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【平成27年新春 直球緩球】日本生命・筒井義信社長 10年先にらみ経営実践

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【平成27年新春 直球緩球】
日本生命・筒井義信社長 10年先にらみ経営実践

日本生命 筒井義信(寺河内美奈撮影)

 --円安株高が進んだ。取り巻く経営環境をどうとらえているか

 「業績面を見れば非常に良い環境だ。ただ、金融緩和で低金利が進み、メーンで投資している超長期の国債の金利がかなり下がっている。資産運用は厳しい。貯蓄性の商品や年金商品も魅力が低下する。金利下落が進めば、予定利率引き下げや商品の引き受け停止も判断しなければならない」

 --来年度からの新中期経営計画は、どの分野に力点を置く予定か

 「『中長期成長基盤の確立』だと認識している。3カ年計画だが、10年先をにらんで経営をしていく。人口減少や少子化の影響もあり、自然体では収益が徐々に低下していく。営業職員による対面販売などで、国内では圧倒的な基盤を作りたい。こまめに見ていけばまだ成長の可能性は高い。2つ目は『収益ウイングの拡大』だ。次の3カ年では国内・海外とも段階を変えて、取り組んでいきたい」

 --国内、海外それぞれの具体的な戦略は

 「国内は、銀行窓口での保険販売や保険ショップのほか、他業界でも保険代理ビジネスに関心を持つ企業が出てきている。マーケットの広がりへの対応をしていく。海外は、保険事業と関連の深い資産運用事業の分野で収益を安定的にあげていく。まだ、具体的な数字はできていないが、次の3カ年計画で10年先のグループ収益目標を明確に立てて取り組んでいきたい」

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