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カナダ、日本にEPA先行打診 TPP交渉、新たな障害

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カナダ、日本にEPA先行打診 TPP交渉、新たな障害

 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に参加しているカナダが日本に対し、TPPよりも日カナダ間の経済連携協定(EPA)交渉を先行するよう打診していたことが28日、分かった。カナダは来年の総選挙を控え、国内の反発を招きかねないTPP交渉の推進に消極的な姿勢を強めていることが背景にある。TPPの合意に向けた障害としてカナダが急浮上してきた形で、交渉の“崩壊”懸念が一段と増している。

総選挙迫り

 通商筋によると、カナダはここにきて、「TPP交渉は合意が難しいので先延ばしして、日本とカナダのEPA交渉を先にまとめたい」との意向を日本に伝えてきたという。両国は平成24年11月からEPA交渉を続けているが、現時点で早期妥結の見通しは立っておらず、日本政府としてはEPAよりもTPP交渉の合意を急ぎたい考えだ。

 カナダがTPP交渉に後ろ向きになっているのは、カナダの国内事情に加え、TPP交渉全体の遅れが大きく影響している。

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