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電通と民放キー局5社、「もっとTV」を来春でサービス終了 対応機器不足も要因に
電通は22日、フジテレビジョンなど民放キー局5社と共同で提供してきたVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービス「もっとTV」のコンテンツの新規販売を来年1月31日に停止し、3月15日、すべての視聴サービスを終えると発表した。
もっとTVは、2012年4月にサービスを開始。配信されている各局の過去のオンエア番組などを、テレビやスマートホン上で選んで、ボタン操作し、購入できるというもの。約1万5000エピソードを提供している。
1月31日に新規販売を止め、2月28日には、有料の見放題サービスの販売を停止する。
サービスをテレビで視聴するには、専用ボタンのついたリモコンが必要。電通はサービス停止の理由について、「『もっとTV』に対応したリモコンやテレビの普及が拡大しなかったため」としている。