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タカタ、米上院公聴会でエアバッグ欠陥の隠蔽報道を否定 事故には「深く謝罪する」

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タカタ、米上院公聴会でエアバッグ欠陥の隠蔽報道を否定 事故には「深く謝罪する」

20日、米ワシントンの上院公聴会で証言するタカタの清水博・品質保証本部シニアバイスプレジデント(ゲッティ=共同)

 【ワシントン=小雲規生】日本の自動車部品メーカー、タカタのエアバッグが作動時に破裂する欠陥があるとして大量リコール(無料の回収・修理)されている問題で、タカタの清水博・品質保証本部シニアバイスプレジデントは20日、上院商業科学運輸委員会の公聴会で証言し、リコールの4年前からエアバッグの欠陥を隠蔽していたとする報道を否定した。

 清水氏の証言によると、タカタは2005年5月に04年に起きたエアバッグの破裂事故について報告を受けたが、破裂したエアバッグの実物が手に入らなかったうえ、生産段階での問題が見つからなかったため、リコールは行わなかった。その後、07年に3件の破裂事故が起きたことから本格的な調査に着手し、生産段階での問題が発覚したため、08年にリコールを行った。

 米紙ニューヨーク・タイムズは6日、タカタが04年夏にミシガン州の米国本社で秘密のテストを行い、エアバッグが破裂する危険性を把握していながら、記録を削除するなどしていたと報じている。しかし清水氏はタカタがエアバッグの破裂事故を認識したのが05年であることから、「04年の段階でテストをすることはありえない」と述べ、報道を否定した。

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