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ドンキで1人10万円! 中国人客が“ダンボール買い” 訪日外国人の免税品拡大から1カ月 想定の倍以上の効果

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ドンキで1人10万円! 中国人客が“ダンボール買い” 訪日外国人の免税品拡大から1カ月 想定の倍以上の効果

 ハンドバッグなど以前から免税対象品を扱っていた都内の百貨店でも、10月に入り免税売り上げはほぼ倍増ペースだ。三越伊勢丹、高島屋、松屋などの銀座や新宿、日本橋の店舗では、化粧品や日本産のモルトウイスキーなどが人気になっている。もともと免税販売が大きな比率を占める三越銀座店では10月は、全店売上高の2割に達した。

 また、都内のホテルも訪日外国人の増加もあって稼働率が前年比で軒並み上昇している。プリンスホテルが運営する東京・高輪エリアの3つのホテルでは、10月に入って外国人の比率が約39%と前年同期比で10ポイント上昇した。

年間2兆円も視野

 平成26年9月中間決算で、JR3社(東日本、東海、西日本)は売上高、最終利益で過去最高を更新したが、訪日外国人の多くは観光地への移動で新幹線などを使っており、「外国人向けのチケット販売が伸びている」(JR西)ことが好業績の背景のひとつにある。

 観光庁の調査によると、1~9月の訪日外国人の国内消費額の累計値は1兆4677億円。昨年1年間の消費額(1兆4167億円)を早くも超えた。これに10月から免税品目拡大の要素が加わることで、年間の消費額が2兆円に達する可能性も出てきた。

 また、免税店自体も大幅に増え、観光庁では少なくとも4月から10月までの半年で600店舗増えたとみている。

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