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【貳阡貳拾年 第4部 食糧安保新時代(6)】“とろける和牛”筆頭に「攻めの農業」世界へ 狭い国土で世界2位のオランダに学べ

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 “本物”の味が欧州の人々の心を捉えた。6月23日、英ロンドンで開かれた和牛の試食会。群馬県の「上州和牛」を使ったすしやステーキなどが振る舞われると、参加者の一人はこう絶賛した。

 「かむ必要がないくらい。口の中で溶けていくようだ」

 世界的な和食ブームで、海外でも「WAGYU」が口にされる機会は多くなった。ただ、これらは豪州など日本国外で育てられた品種。本物の「和牛」の食感や香りを知る欧州人は少ない。

 “ジャパンブランド”は世界の食卓を牛耳ることができるのか。「攻めの農業」を掲げる安倍晋三政権は成長戦略の一環として、農水産物・食品の輸出を2012(平成24)年の約4500億円から20年に1兆円に増やす目標を掲げる。中でも牛肉は5倍の250億円を目指す戦略品目だ。

 すでに動きは加速している。兵庫県内の食肉業者でつくる神戸肉流通推進協議会は高級ブランド「神戸ビーフ」の海外展開を進める。12年にマカオへの輸出を始めて以降、香港、米国、タイ、シンガポールに次々と販路を拡大し、これまでに計620頭分(約4万6千キロ)を輸出。今月からは欧州連合(EU)域内への輸出も始めた。

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